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一般内科・総合内科の医師の年収傾向
一般内科・総合内科の仕事
一般内科の仕事は、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病などの慢性疾患や、せき、のどの痛み、発熱、腹痛、下痢や吐き気、めまいなどの急性症状など、幅広く総合的に診断し、治療を行います。患者さんも、ストレスや不安、うつなどの精神心理的な原因による体調不良などについても、原因が分からない時は内科から受診する人が多く、各専門診療科と連携して治療にあたる必要もあります。
慢性期で長期治療が必要な患者さんや高齢者が非常に多く、少しの症状の変化に気付ける観察力と、治療に向けた判断力が求められます。
年収傾向
年代別
一般内科、20代の年収は「600万円~1,000万円未満」と広く分布しています。
それ以外の年代では、経験を積み年齢が上がるに比例して年収も上がる傾向にあります。
【1,400万円以上の割合】
30代:25%、40代:39%、50代:64%、60代:57%
50代でも一部、600万円未満の層があり、勤務する施設や地域によっては幅があります。
地域(エリア)別
エリア別の一般内科の年収は、
北海道・東北:2,000万円以上:38% 1,400万円~2,000万円未満:38%
1400万円以上の年収を得ている医師が76%と高所得を得ている人の割合が大きいです。
関東では1,000万円以下の年収層はほとんどなく、
1,400万円~2,000万円未満:50% 1,000万円~1,400万円未満:35%
と平均的に高い年収が確保できます。
関西では
600万円未満:6% 600万円~1000万円未満:6%
となり、年収差が大きい地域となっています。
都市部には一般内科のクリニックも多いため、大都市圏では年収に幅があり、平均が参考になりにくい傾向にあります。
男女別
一般内科の医師の男性と女性では
男性 1,400万円~2,000万円未満:45% 1,000万円~1,400万円未満:39% 600万円未満:2%
男性は高収入層が多いものの、幅広い収入分布となっています。
女性 1,000万円~1,400万円未満:59% 1,400万円~2,000万円未満:29%
男性に比べて収入は低い傾向にありますが、一般内科は外来のみを担当できる医療施設も多く、ライフスタイルが変わりやすい女性も活躍できる環境が整備されています。
医療施設
大学・国公立病院 1,000万円~1,400万円未満:53% 1,400万円~2,000万円未満:27%
民間病院 1,400万円~2,000万円未満:38% 1,000万円~1,400万円未満:32%
クリニック1,000万円~1,400万円未満:35% 1,400万円~2,000万円未満:35%
一般内科では民間病院の年収が平均的に高いと言えます。クリニックもそれほど劣りませんが、クリニックは経営事情により600万円未満の医師も5%いらっしゃいます。
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