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静岡県の産業別就業者の割合

2015年の静岡県の人口は3,700千人（10位）・就業者数は1,865千人です。
50.41%の人が就業しています。

静岡県の産業別就業者の割合は次の通りです。

※1) 他に分類されないもの
・(平成27年国勢調査　就業状態等基本集計結果より）

静岡県の経済と産業

日本屈指のものづくり企業発祥の地ということもあり、第二次産業の割合が高いです。
静岡市を中心にプラモデル会社・工場が集中しており、2015年時点で全国出荷額1位を矛り、全国に占める割合は95%となっています。
浜松市、磐田市周辺では楽器製造、オートバイ自動車製造、光電子技術産業が発展しており、富士市では製紙産業が盛んです。

農業と漁業

一方で、緑茶やみかんなどの農業やマグロ・カツオ・桜エビなどで有名な漁業も盛んです。静岡茶やみかん、温室メロン・温室イチゴなどの農産物、伊豆半島から沼津市、焼津市あたりの漁業などがあります。

浜名湖周辺では養鰻業が盛んでしたが、他の産品に転換しつつあり、生産高は落ちこんでいます。現在はスッポンの養殖を行なっているところが多くなり、周辺海域では高級魚として知られているトラフグの養殖も行われ、新たな特産品となっています。

静岡県の観光

熱海市、伊豆半島、浜名湖などは観光の名所で温泉も数多くあり、富士宮市・御殿場市などの環富士山地域では、富士山観光に多くの人が訪れます。新幹線の駅もあり、静岡空港（富士山静岡空港）の建設も進められ、観光に訪れやすい場所になっています。

静岡県は全国的に見て製造業が盛んな地域です。
輸送機器、電気機械、医療機器、パルプ・紙、飲料、たばこ等が全国的にも順位が高く、化学工業、医薬品がこれに続きます。
静岡県では、未来を見据えて、次世代自動車、航空宇宙、医療・福祉機器、ロボット、環境、光技術などの研究開発も積極的に行われています。