5-2)募集していない企業へ応募する場合の添え状
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潜在的なニーズを掴んで就職する
好景気でも不景気でも、企業には潜在的に良い人材であれば採用したいというニーズがあります。企業に貢献して業績を伸ばせる社員が必要とされるのは必然ですが、こういった求人は表に出されず、紹介などによって採用されることが多い求人枠です。
また、自分からアピールをすることで、採用に至る場合もあります。企業にとっては求人の費用をかけずに優秀な人を採用できるため、大きなメリットがあります。
応募企業や事業者背景、商品情報、関連キーワードを調べて、情報を有効活用して応募しましょう。
求人募集をしていない企業へこちらから売り込む応募は「ダイレクトメール型」と呼ばれ、こも方法で応募する場合、企業の選定が重要となります。これまでの実績がしっかりと記載できない場合は空振りとなってしまい、特に30代以上の場合は熱意だけでは面接に進むことも難しいため、提案や貢献ができる仕事や、企業ニーズと自身の技能のマッチングを確信できる企業を選定しましょう。
日本では、求人募集していない企業への積極アピールで転職を成功させる事例は、まだまだ少ないですが、実績が示せる30代40代であれば売り込み次第で採用につながることがあります。基本的には無視されることが多い売り込み方法ですが、面接が叶えば採用される確率が高いということもあり、特に書類の書き方に力を入れたい応募方法です。
募集していない企業へ応募する場合の添え状
募集されていない企業に突然書類を送ることになりますから、添え状にも事情を意識した内容を記載する必要があります。
・宛先は採用の窓口担当者ではなく、採用決定者宛の名義にする
・最初に、突然送りつけることのお詫びを記載する
基本的にはダイレクトメール型の応募書類は無視をされると考え、2回目のアプローチを行うことを前提とします。到着予定日から2週間以上連絡が無い場合は、宛先に記載した、採用決定者に直接電話をし、書類を見てもらえたか、採用のための面接をお願いできるかを確認しましょう。