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4-8)フリーターから正社員を目指す職務経歴書の書き方

30歳を超えた年齢の人がフリーターから正社員へ転職することは大変厳しいと言えます。これまでの状況や理由にもよりますが、正社員経験がある人が優先されてしまうことは否めません。

ただし、厚生労働省の区分では、35歳未満を若年層とし、20代と同じ扱いで雇用対策を行なっています。若年層をターゲットにしている企業などであれば、キャリアの方向を見直すチャンスを与えてくれる可能性があります。専門性や即戦力性を求められる企業に応募することも可能ですが、やはり、フリーターであった理由には説得力が必要となります。

採用担当者の厳しい目が入るフリーターの書類先行を通過するためには、たとえアルバイトであっても職務をまじめにこなし、経験や実績、専門性などを具体的に記載することが重要です。

フリーターとして仕事を続けてきた職務経歴書のスタイルはキャリア式が向いています。

短期間でいろいろな仕事を経験してきた方は、これまでの職務経験を出来るだけ書き出し、その中から応募職種に関連性のある経験をまとめて記述します。仕事以外の経験で、応募職務に関連するものがあれば、それも記載しましょう。

その次に、先に洗い出した経験で、職務に関連性の薄いものも書き出します。それらによって学んだこと、参考にして今後活かしたいことを記載します。多くのことからどれだけのことを吸収し、どのように活かせるかをアピールします。

フリーターで仕事を続けてきた人は年齢にかかわらず、社会人としての基礎力が足りなかったり、常識、マナーとされていることの知識が不足していることがあります。「企業が求める人材の基礎力」を参考に、自身がそれを備えていることが伝わる文章を心掛けましょう。

志望動機に説得力を持たせる

フリーターで働いてきた人への採用担当者の不安は、すぐに辞めてしまうのではないか、勤務態度に問題はないか、技能や知識獲得への向上心はどうか、と言ったことが挙げられます。

これらの不安をなくしてもらうため、志望動機に説得力があり、仕事への姿勢が誠実であることが望まれます。企業の求人募集の多くは、業種や正社員未経験の場合は30歳未満を期待しています。30歳前半までであれば、正社員として専門性を磨く意欲、そして納得できる理由が書かれていれば、面接に進めるチャンスはあります。

ただし、誠実さや一生懸命さは当たり前のことですので、それらの熱意をどんなにアピールしても、採用には至らないケースの方が多いです。
重要なのは企業のメリットです。あなたが今後、企業に貢献できる人であるかどうかを伝え、誠実に努力し、知識と経験を着実に積み上げていく人であると判断されることが大切です。それらは実績や経験、現在の状況の解釈によって判断されるもので、職務経歴書はその大きな評価材料となります。

正社員と同様に責任のある仕事を任された経験や、提案などを行なっていた事実、協調性など、あなたの売りを強調して下さい。自主性を持って積極的に業務に取り組み、業務改善の経験、成果なども記載し、企業の採用担当者が会いたいと思う書類作成を心がけましょう。

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