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4-6)異業種への転職は同業界出身者にない売りで勝負する

同業界出身者にない自分だけの売りを探す

異業種への変更は、職種を変える転職よりも採用されやすと言われていますが、企業からすると専門知識の不足が不安材料となることに変わりはなく、同じ業界出身者の方が有利です。異業種出身という不利な条件を強みに変えるアピールができると、採用担当者はこれから期待できる人として良いイメージを印象付けられます。

重要なのは、応募する企業について徹底的に調査し、企業が向かっている方向に、異業種出身の自分の経験が必要であることを採用者にアピールします。同業者には無い経験や知識、実績を強みに変えられます。
異業種でも職種が同じであれば、実績を記述することで、技能に関しては期待されるレベルを持っていることを伝えられます。

異業種への転職の課題は、業界専門知識の不足に不安を与えることや、業界特有の雰囲気や習慣に合うのか、また合わせられるかということです。馴染めずにすぐに退職されてしまう懸念があり、年齢が高いほど今までの業界から切り替えるのが難しいとされて、選考が不利になってしまいます。そのため、職務経歴書には次のような内容をしっかりと盛り込みましょう。

  • 異業種に応募する理由や志す理由に説得力を持たせる
  • 自己研鑽により修得した資格や受講講座、研修受講経験の中で、応募業種に活かせる資格や知識があれば記載する
  • 実務経験と技能、能力をしっかりと書き込む
  • 応募先に関連する経験があれば記載する
  • 仕事への取り組み姿勢や意欲を伝える
  • 異業種への適応力と新しい業界への協調性をアピールする
  • 今後どのように貢献できるか、期待に応えられる印象を与える

異業種での実績がない場合、未来にどのようなプランを描いているかが重要となり、専門性と即戦力性を印象付け、かつ、今後の期待に応えられる印象を付けるには、キャリア式の職務経歴書がおすすめです。
応募する業界に関連のある実績や、どの企業でも重要とされる能力、実績を記載します。 異業種で同じ職種の場合に気をつけなければならないのは、前業界の成功実績が売りにならないことがあることも知っておかなければなりません。特定の業界知識の成功事例が、これから応募する業界では強みとならないことがあるからです。
応募する業界に使える技能や知識を中心に強みをアピールしていくことを忘れないようにしましょう。

一番最初に、志望動機、仕事に対する姿勢を記載し、前向きなキャリアアップであることを伝えます。前向きなキャリアアップでない場合の異業種への転職は、採用側に不安を与えます。 今後活躍するために、異業種での経験や知識、実績をどのように活かせるのかを記載することが最重要ポイントとなります。
応募する業界、企業のことを念入りに調査して、自分の経験が切り込める部分を見つけましょう。説得力のある書類作成が重要です。

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