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4-5)職種を変える(キャリアチェンジの)場合の職務経歴書の書き方

30歳以上のキャリアチェンジは担当者が不安を消せる書類をつくる

これまでの仕事とは違う職種への転職は、即戦力が求められる30代、40代の転職においては大変不利と言えます。35歳までであれば方向性を見直すことも理解してもらいやすい傾向にありますが、35歳を超えてからの新規分野への転職は、採用担当者が不安にならないよう、書類を作成することが重要です。
次の要点を押さえて職務経歴書を作成していきましょう。

  • 応募職種に関連する職務経験を記載する
  • 仕事以外でも、応募職種に活かせられる経験があれば記載する
  • 仕事をする上で、どのような職種にも共通して必要な能力を具体的に書く
  • 応募職種に活かせる資格、技能、自己研鑽によって習得した知識などをアピールする
  • これまでの仕事からキャリアチェンジする理由に説得力を持たせる

1から4は、転職者全ての人に共通して重要な項目ですが、5は、キャリアチェンジをする人にとって特に重要な項目です。実務経験がないという最も不利な条件をカバーするために、採用担当者が納得し、安心できるよう、前向きで堂々とした表現で伝えましょう。

応募する職種を選んだ理由は、過去の経験の中にあります。これまで行ってきた仕事の経験が、応募する仕事選ぶに至った経緯に、なんらかの影響を与えています。その影響した部分と関連職務の実績や経験をまとめ、応募条件を満たす人材であることを伝えます。

キャリアチェンジの場合の職務経歴書

キャリアチェンジの場合、職務経歴書はキャリア式がおすすめです。編年体式の場合は、応募する職種と関連する職務経験が点在するため、売りとなる経験が伝わりにくくなります。また、これまでの経験や実績を強調する程、応募する企業が求める人材と離れてしまうため、経験不足または未経験と印象付けてしまう可能性があります。

キャリアチェンジの場合はキャリア式の書式で、応募する職種に関連した専門分野や経験を1ページ目で強調し、今までメインで行ってきた業務や専門は、控えめに記載します。強い意思を持った転職であることの決意を伝えるためにも、1ページ目の最初に異業種を志す理由を記載することをおすすめします。履歴書よりも丁寧に記載しましょう。
応募職種に必要な資格を取得している人は忘れずに記載しましょう。資格が無い場合でも、実務経験が重要とされる仕事もあり、即戦力を必要としている企業では経験や実績を記載します。

キャリアチェンジの場合は、経験者よりも不利な材料が多くなる傾向にありますが、決め手にならずともひとつずつプラスの材料を重ねていくことで、総合的な判断を有利にしていくことが重要です。仕事以外であっても、人生経験が応募するしごとに関連していたり、有利な経験となっている場合は記載していきましょう。

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