3-12)印象の決め手となる自己PR
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職務経歴書の自己PR
職務経歴書には、最初と最後に必ず自己PRを記載し、間に経歴や業務内容や経験を詳細に記載します。
一般的には、冒頭で「経験知識の要約」を記載し、最後に職業人として資質があることを示す「セールスポイント」を記載します。最後のセールスポイントは箇条書きにすると職務経歴書にメリハリが付き、ーセールスポイントが強調されて書類全体も見やすくなります。
自己PRの見出し
自己PRにも見出しをつけますが、例として次のようなことを記載します。
「業務の略歴、仕事要約、職務要約、経歴要約、職務経歴の要約、経験知識要約、知識経験要約、業務の中で身につけてきた能力・技能、志望動機、志望理由、応募動機、職務志望理由、転職を希望する理由、仕事に対する姿勢」など
この中から2つを選び、あなたの自己PRにふさわしいタイトルを作成し、ひとつを冒頭、ひとつを最後のPRのタイトルとします。
自己PRの文章
自己PRは冒頭と最後に記載しますが、冒頭部は「経験知識の要約」のページでお伝えした通りです。ここでは最後のセールスポイントのつくりかたをお伝えします。
1、人物の特性、一般的な能力を書き出す
自分の特性、仕事を遂行するにあたり必要な一般的な能力、自己の資質を表す言葉など、自分を表現する言葉を出来るだけ多く書き出します。全ての言葉の前に「私は〜」を付け、意味の通じる簡単な文章にします。
- 《1》私は誠実である
- 《2》私は優しい
- 《3》私は明るい性格だ
- 《4》私は責任感がある
- 《5》私は好奇心が強い
- 《6》私は真面目である
- 《7》私は説得力がある話し方が出来る
- 《8》私は感受性豊かである
- 《9》私は几帳面である
- 《10》私は面倒見が良い
- 《11》私は情報収集力に優れている
- 《12》私は調整能力に長けている
- 《13》私はバランス感覚がある
- 《14》私は直感力に優れている
- 《15》私は行動力がある
- 《16》私は状況分析力がある
- 《17》私は勤勉である
- 《18》私は革新意欲がある
- 《19》私は素直だ
2、上記から2点を選び、ビジネスにどのように役立つかをできるだけ多く記載します。
例1)
《1》と《10》→ だから私は「部下に丁寧に仕事を教えることができる」
《4》と《15》→ だから私は「顧客へのサポートおよびクレームに対して積極的に解決できる」
《11》と《18》→ だから私は「現在の状況から発展のための新しい提案を行うことができる」
など…