3-1)売れる職務経歴書は自己分析の質が要
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採用側が重視するポイント
採用側である企業が見る主なポイントは次のようなものです。
- 【1】専門性・即戦力性
- 【2】意欲
- 【3】人柄
職務経歴書では特に「【1】専門性・即戦力性」が重要となり、これらを丁寧に伝える姿勢によって、意欲や人柄も判断されます。職務経歴書で「【1】専門性・即戦力性」を満たせてこそ、面接でより深く「【2】意欲」と、「【3】人柄」を知ってもらえることになります。
そのため、面接へ進むために、技能について十分にニーズを満たすことが出来る人材であることを伝える必要があります。30代、40代では、現場を動かして行ける経験が20代より多く、差をつけられるポイントとなります。
採用担当者が知りたい情報に焦点を充てて、特定の技能や経験を強調したり、逆に目立たせなくしたり、平均的に何でも出来ることを伝えたり、一連の流れを管理できることを記載するなど、それぞれの企業ごとに、記載の方法を変えます。
自己分析が十分に行われている人は、職務経歴書に記載出来る内容が豊富で、強弱や並列、一元化するなどの文章が自由自在に作成できます。
自己分析をするメリットは、内容のある職務経歴書が書けることと、たくさんの言葉で豊富な組み合わせが可能となり、自由に企業ニーズに合わせた文章になるよう工夫出来るところです。
企業が欲しがる情報を十分に書き込み、満足させましょう。
自己分析は出来ていますか?
自己分析は行いましたか?質と量は十分でしょうか?
自己分析を十分に行うことで、企業が必要とする人材であることが伝わりやすい、内容のある文章を作成することが可能となります。
職務経歴書作成の基本
1、希望職種に焦点を合わせる
求人情報のニーズをとらえ、その内容に合う技能や経験を強調して書く。この場合は、あれもこれも出来ると、経験を全て記載しようとしないことがポイントです。
2、実績は具体的に
企業に貢献した実績を誰もが理解出来るよう分かりやすく、具体的に記載します。
感情的な文章ではなく、出来れば数字を入れてイメージしやすく記載します。
「●を●し、●を●しました。」
3、正確に記載し、誇張したり嘘を書くことは許されません
技術や経験が不足していると感じていても、正直に客観的な評価としての技術を記載して下さい。
4、読みやすく記載する
強調、並列などのリズムをつけて、読みやすい文章にして下さい。行間、文字間にも配慮して、詰め込み過ぎないようにしましょう。
読みにくい文章では、重要な文章を読み飛ばされてしまう可能性もあります。
5、具体的で前向きな印象を与える
下記のような動詞を使うと、具体的で前向きな表現となります。
これ以外の言葉も使用して、イキイキとした文章で記載しましょう。
成功した | 貢献した | 達成した |
増大させた | 減少させた | 増加させた |
低減させた | 回復させた | 改定した |
構築した | 削減した | 可能にした |
新設した | 取得した | 実施した |
制度化した | 伸長させた | 組織化した |
寄与した | 全うした | 向上させた |
完成させた | 確立した | 実現した |
加速させた | 安定させた | 導入した |
獲得した | 拡張した | 維持した |
再編した | 解明した | 拡大した |
創案した | 促進した | 立ち上げた |
遂行した | 利益を得た | 履行した |
統括した | 役立した | 成し遂げた |
指導した | 統合した | 先導した |
開発した | 短縮した | 改革した |