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福島県の転職背景
福島県は水稲、モモなどの農産物、いわき市のカツオ、郡山市の養殖鯉などの水産物が主要産物です。福島県内に工場を置く企業も多く、製造品出荷額では東北地方トップクラスです。自動車電装部品関連企業の誘致にも成功しました。第三次産業は郡山都市圏が最も発展しており、周辺地域とともに県内最大の郡山経済圏を形成しています。
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福島県の産業別就業者の割合
2015年の福島県の人口は1,914千人(21位)・就業者数は922千人です。
48.17%の人が就業しています。
福島県の産業別就業者の割合は次の通りです。
農業・林業 | 建設業 | 製造業 | 運輸業・郵便業 |
---|---|---|---|
6.4% | 10.8% | 18.5% | 4.4% |
17位 | 1位 | 16位 | 31位 |
卸売業・小売業 | 宿泊業・飲食 サービス業 | 医療・福祉 | サービス業 ※1 | その他 |
---|---|---|---|---|
13.9% | 5.1% | 11.2% | 6.2% | 23.5% |
46位 | 37位 | 39位 | 11位 |
※1) 他に分類されないもの
・(平成27年国勢調査 就業状態等基本集計結果より)
福島県の産業
2008年度の県内総生産は7兆6669億円で、世界の国の国内総生産 (GDP) と比較すると世界70位以内にランクインしており、世界の過半数の国より大きな経済規模を持っています。 第一次産業では水稲、福島市や伊達エリアのモモなどの農産物、いわき市のカツオ、郡山市の養殖鯉などの水産物が主要産物です。
第二次産業では東京首都圏に隣接する利便性を活かし、福島県内に工場を置く企業も多く、製造品出荷額では仙台市のある宮城県を抑えて東北地方1位です。電子機器関連の工場が多く、福島市周辺は電子機器、会津若松周辺は半導体、郡山周辺はプリント基板関連、電子部品、いわき市周辺は電子機器、化学製品、自動車エンジン工場などの立地があります。 2008年現在、田村市において自動車電装部品関連企業の誘致にも成功しました。
第三次産業は郡山都市圏が最も発展しており、周辺地域とともに県内最大の郡山経済圏を形成し、郡山市は東北地方第2位の商業年間商品販売額となっています。
福島県の第一次産業
農林水産省の統計では、2009年の都道府県別の農業産出額は福島県が2450億円となり、金額では全国7位です。内、米や野菜などの耕作物の産出額は1931億円であり、肉用牛、生乳、豚、鶏卵を含む畜産は513億円で、これらが福島県の主な産出額となっています。
2009年の福島県の漁業は養殖での額が不明ながら海面漁業は160億円とされています。2008年発表統計データでは青森県(2797億円)、岩手県(2541億円)に次いで東北第3位であり、福島県内の農業産出額が多い順に福島市、郡山市、伊達市となりました。
2008年福島県内上位10市町の農業産出額
1 福島市 195億円
2 郡山市 188億円
3 伊達市 140億円
4 須賀川市 127億円
5 喜多方市 121億円
6 いわき市 112億円
7 田村市 104億円
8 会津若松市 104億円
9 南相馬市 100億円
10 相馬市 99億円
主要農産物は福島盆地のモモ、ナシ、あんぽ柿、いわき市のイチゴ、いわきイチジク、会津身不知柿などの果物、会津盆地や郡山盆地他を中心とした水稲、さやいんげんやきゅうりなどの野菜類です。福島盆地のモモは全国有数の生産量を誇り、皇室・宮家への献上桃として指定されるほど高品質なことでも知られています。
会津産のコシヒカリは新潟県魚沼産同様高い評価を得ています。
主要水産物はいわき市のカツオ、目光、相馬市のホッキ貝、アサリ、海苔、浪江町、旧鹿島町の鮭、県内各所のニジマス、郡山市の養殖鯉などです。養殖鯉は日本一の出荷量を誇ります。
主要畜産品は葛尾村、飯舘村の牛肉などが有名です。
福島県の第二次産業
福島県の2008年の製造品出荷額等は5兆5686億円で東北1位です。県内の製造品出荷額等が多い順は、いわき市、郡山市、福島市となり、東北地方有数の工業都市を形成しています。
2008年福島県内上位10市町の製造品出荷額
1 いわき市 1兆701億円
2 郡山市 9667億円
3 福島市 6608億円
4 会津若松市 2946億円
5 白河市 2743億円
6 伊達市 2544億円
7 本宮市 2269億円
8 須賀川市 1987億円
9 二本松市 1763億円
10 西郷村 1624億円
福島県の伝統工芸
昭和村のからむし織、旧梁川町のニット製品、絹製品、会津木綿、三春駒、白河だるま、赤べこ、こけし、会津漆器、タンス等桐製品、会津本郷焼などの陶器、磁器など、福島県には古くから伝わる伝統芸能がたくさんあります。
会津地方を中心として日本酒酒蔵が多く、全国的に知名度の高い酒蔵もあります。
福島県の鉱業
20世紀前半ごろには、浜通り夜ノ森以南に常磐炭田と呼ばれる日本有数の炭鉱が存在していました。
福島県の発電所
福島県は様々な形態の発電所が建設された電源地帯で、複数の企業が発電所を建設しました。
水力発電
阿賀川源流域の一つ、磐梯高原、猪苗代湖の豊富な水とその落差を利用して、明治時代には安積疏水や日橋川で水力発電が行われ、日本の近代化に貢献してきました。
猪苗代湖と安積疏水の落差を利用した沼上発電所は、日本で初めての高圧送電を利用した長距離送電が郡山市内まで行われ紡績・繊維産業の発展に貢献しました。また、日橋川の豊富な電力を利用し、アルミ製品、金属工業などの近代工業の工場が古くから稼動しています。1930年代に入り、只見川・阿賀川は上流域から下流域までその水資源を活用した水力発電所が各所に設けられ日本を代表する電源地帯となりました。
カルデラ湖である沼沢湖と宮下ダム湖(只見川)の落差を利用した揚水式発電所は50年以上の歴史があります。
原子力発電
2011年まで福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所が稼動していましたが、2011年の福島第一原子力発電所事故により停止しています。
火力発電
東北電力原町火力発電所、東京電力広野火力発電所、相馬共同火力発電新地発電所、常磐共同火力勿来発電所が稼動しています。
地熱発電
日本の地熱発電所としては国内最大出力の東北電力・柳津西山地熱発電所が稼動しています。
風力発電
風車30基以上を備える国内最大級出力の「グリーンパワー郡山布引」郡山布引高原風力発電所、田村市には風車20基以上を備える「ユーラスエナジー滝根小白井」、風車14基を備える「桧山高原風力発電所」が稼働しています。
福島県の第三次産業
2008年の福島県の商業年間商品販売額は、4兆7,206億円となり宮城県に次いで東北2位です。県内では商業年間商品販売額が多い順に郡山市、福島市、いわき市となっています。
2008年福島県内の上位10市町の商業年間商品販売額
1 郡山市 1兆4515億円
2 福島市 9150億円
3 いわき市 8153億円
4 会津若松市 3432億円
5 須賀川市 1280億円
6 南相馬市 1239億円
7 白河市 1151億円
8 伊達市 792億円
9 本宮市 755億円
10 相馬市 749億円
福島市、会津若松市、郡山市、いわき市をはじめ主要各都市では、大型ショッピングモール、カテゴリーキラーなどの専門店がロードサイド店舗として郊外に立地しており、中心市街地に立地する商業施設の空洞化が目立っています。
いわき市には炭鉱より開発された大型温泉観光施設があり、中通りから会津にかけて大型のスキーリゾートが多数存在します。
飯坂温泉、磐梯熱海温泉、東山温泉など大型の温泉観光地があり、県外から多くの人が訪れています。